導入事例:神戸海星病院


目的

術後3DCTデータから3次元テンプレートを用いたROMシミュレーションを行い、大骨頭径Metal on Metal人工股関節におけるインピンジメントについて検討した。

対象

・症例: 20例 20関節

・性別: 男性1例 女性19例

・年齢: 52~74歳 (平均63歳)

・疾患: 変形性股関節症

・使用インプラント:

カップ: Conserve Plus Cup (使用骨頭 36mm~50mm)

ステム: Profemur Z

(Wright Medical Technology, Inc)

評価項目

インプラントの設置位置

・カップ:前方開角、外方開角

・ステム:前捻角、内外反角、屈曲/伸展角

インプラントインピンジメント

・屈曲角度

・伸展角度

・0°伸展での外旋角度

・90°屈曲での内旋角度

術後CTデータ抽出した人工関節とCADモデルのマッチング

(ステム) (カップ)

結果

インプラント設置位置

・カップ

前方開角: 24.9°±9.5°(12.0°~44.6°)

外方開角: 40.3°±8.6°(20.7°~57.2°)

・ステム

前捻角: 18.0°±9.7°(12.0°~44.6°)

内外反角(内反を+): 0.2°±1.4°(-3.2°~ 2.3°)

屈曲伸展角(伸展を+): 4.2°±2.5°(-3.5°~ 9.0°)

Combined Anteversion: 43.0°±11.4°(15.6°~66.8°)

インプラントインピンジメント

・屈曲角度: 141°±15.2°(119°~170°)

・伸展角度: 70°±12.8°(30°~90°)

・0°伸展位での外旋角度: 86°±30.2°(33°~179°)

・90°屈曲位での内旋角度: 62°±16.1°(34°~101°)

症例:74歳 女性

考察

指摘カップ設置の目標

Widmer KH et al. JOR 2004

Oscillation angleの大きい大骨頭径Metal on Metal人工股関節を使用した際においても、広い可動域を獲得するためには、カップ・ステムの適正な設置は非常に重要であることが示唆されZedHipでのROMシミュレーションは非常に有用であった。

医療法人財団 神戸海星病院人工関節センター〒657-0068 兵庫県神戸市灘区篠原北町3-11-15

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